ブックタイトル甲府工業高等学校同窓会誌2015

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概要

甲府工業高等学校同窓会誌2015

当 番 幹 事 担 任 よ り建築科担任 深 沢 隆 二 郎 平成2 7年度の同窓会が開催されます事を心よりお祝い申し上げます。 早くも時は流れ、3 0年も過ぎたのかと痛感しました。教員生活の中で甲府工業に3 0年間勤務をしたのである。退職後安穏としていた、ある日突然教子が来宅し、同窓会総会の当番幹事になりました。決起大会を実施したいので、出席をお願いしますと願われたのである。 甲府工業に勤務し初めて担任をしたクラスである。喜んで参加しました。多くの生徒に囲まれ、名前がわかりますか…等、いろいろと質問されましたが、成長した教子にとまどい、誰かわからない生徒もいたが、楽しく開催されました。入学から修学旅行、卒業近日までいろいろな事があったクラスでした。でも私自身楽しい級であった事を昨日の様な感じで思い出したのである。入学して、まもなく停学、またある理由によって修学旅行中私に対して無言のボイコット、卒業式を近日に控えて、ボウズ頭も生徒が多く、他のクラスとは、とても比較が出来ませんでした。入社式にボウズ頭で出社すると、会社からは「気合いの入った新人」と言う事で有名人…。しかし近年は、原発・津波・富士山世界遺産・不景気・高齢者社会等、いろいろな世状ではあるが、生徒達はたくましい大人である。数日後、決起大会の記念写真を山日に投稿し、当日欠席した仲間に呼びかける。再度感心しました。この様なやさしい人間味のある心使いは、在学中に於いて、君達が培った精神のあらわれである。校訓や信条、応援練習、クラブの先輩や仲間に3年間たたきこまれ、心情に厚く、卒業後30年過ぎても生徒が横のつながりを持って、送ってきた事である。皆に感心し、また皆に感謝したい気持である。 今後も長く、友、仲間を大切にし、そして続かれる事を祈り、また甲府工業高校の同窓会がますます発展する事をお祈り申し上げます。感  謝048 甲府工業高等学校 同窓会総会 2 0 1 5