ブックタイトル甲府工業高等学校同窓会誌2015

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概要

甲府工業高等学校同窓会誌2015

 この度、平成27年度の同窓会誌への寄稿依頼が届き、クラス代表幹事として何を書こうかと30年前に想いを馳せています。 当時を振り返ると、様々なシーンが思い浮かんできますが、我々のクラスの特徴は、担任の石原先生を中心に団結力が強く、文武両道であったと感じています。特にスポーツ面において、バドミントン部員がインターハイで個人出場を果たしたこと、サッカ一部が春の総体で、全国最強レベルの韮崎高校を打破したことが、今でも記憶に残っています。 今回、「平成27年度当番幹事」の話があり、30年前の在校時にクラス役員を務めていた仲間達が声掛けを行い、石原先生をお招きし、十数年ぶりのクラス会を開催しました。クラス会では、各役員の選出や一年間の活動内容・スケジュール等を決定し、連絡を密に取り合いました。 この活動を通じて感じたことは、30年経っても仲間達はあの頃と何ら変わりないということです。何かに取り組む時はクラス全員が一丸となる、本当にすばらしい仲間達です。 さて、担任の石原先生の思い出話を一つさせて頂きます。 我々が在学当時、担任の石原先生は自転車部の顧問であり、毎年部員を全国大会に出場させていました。 ある時、石原先生から、先生自身は自転車競技の選手では無かったとお聞きし、先生は独学で生徒達のために、相当な努力を続けてきたはずと感じたものです。このような石原先生のご指導の下で三年間、我々は、学業や部活動などに「高い目標を設定し、達成に向けて努力し続ける」ことの大切さを学びました。 そして、三年次のクラス対抗の体育祭や球技大会では、「必ず優勝する!」という目標を掲げて挑んだ結果、「二位以下に大差をつけて優勝」という栄冠を掴みました。これらの優勝は、我々から石原先生への恩返しの一つになったのではないかと感じたものです。 同窓会当番幹事活動を通じ、再び一枚岩となったS60年度卒電気科1組の仲間達。今後も甲府工業高校卒業生としての誇りを持ち、様々な機会で母校の発展のために活動していきたいと思います。 終わりに、同窓会総会開催にあたり、協賛して頂いた各企業の皆さま、本当にありがとうございました。甲府工業高校のますますのご発展を祈念致します。思い出・感謝昭和60年度 電気科1組卒業クラス代表幹事渡 邊 克 彦同 窓 会 会 員 だ よ り038 甲府工業高等学校 同窓会総会 2 0 1 5