ブックタイトル甲府工業高等学校同窓会誌2013
- ページ
- 52/204
このページは 甲府工業高等学校同窓会誌2013 の電子ブックに掲載されている52ページの概要です。
秒後に電子ブックの対象ページへ移動します。
「ブックを開く」ボタンをクリックすると今すぐブックを開きます。
このページは 甲府工業高等学校同窓会誌2013 の電子ブックに掲載されている52ページの概要です。
秒後に電子ブックの対象ページへ移動します。
「ブックを開く」ボタンをクリックすると今すぐブックを開きます。
甲府工業高等学校同窓会誌2013
同窓会総会に寄せて機械科2組担任久津川孝平成25 年同窓会総会が幹事長はじめ幹事、会員の皆様のご尽力により、盛大に開催されますことを心からお祝い申し上げます。甲府工業高にはその前年の昭和55 年4 月から勤務をしてはいましたが、教員生活1 1 年目にして男子生徒だけの学級担任になりました。それまでの県外の定時制高校勤務や県内の高校で男女あるいは女子クラスの担任の時と比較すると、雰囲気も異なり学級経営の面で戸惑いを感じる事もありました。真面目に学業や部活動に励み3 年間を過ごした生徒が大半でしたが、入学当初から学校に馴染めない生徒、問題を抱え悩み学校生活を送った生徒などの顔が思い出されます。生徒諸君が部活動に取り組むように、私もバドミントンに取り組んでいました。それ以前は県内の高校男子バドミントンでは上位校であったが、その当時は初戦敗退の状況でした。部員が「何とか関東大会に出場したい」と申し出てきたので、私自身も真剣に取り組みました。大会が近くなると担任している生徒が、「先生は気が立っているのでそばに行くな」と言った噂を耳にしました。1 年後には上位に食い込める力をつける事が出来るようになりました。その継続で昭和62 年には20 年ぶりに総体で優勝する事が出来ました。平成23 年の東日本大震災、それに伴う原子力発電所の問題、EU における金融危機や円高また昨年末の政権交代と社会の変動が続いています。しかし、学校を卒業して30 年が過ぎ、職場や社会において責任のある立場にあり、家庭では子供の教育に精力を注いで、いるのではないかと思います。甲府工で培われた精神でどんな困難も乗り越え、工業人、社会人として前進して行く姿を確信しています。最後に、平成25 年度同窓会当番幹事の皆様のご尽力に敬意を表すとともに、甲府工業高校と同窓会の益々の発展をお祈りいたします。