ブックタイトル甲府工業高等学校同窓会誌2013

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概要

甲府工業高等学校同窓会誌2013

⑤ eGtie4・外観の特徴県庁全体の統一感に配慮した整備計画とします。・別館と同じ縦強調の意匠とし、県庁としての伝統を引き継ぎます。-外装は既存別館と同様なタイルを、長寿命コンクリー卜PC板打込みとし、また開闘機能を備えた自然換気も可能な縦長窓を採用しています。-建物高さを本館とほぼ同じ高さとし、県庁全体の統一感を創出します。構造的な特徴耐震性の高い建物とします。-地下1階と1階の閏lこ、免震装置を設置して地震による建物の揺れをやわらげる免震構造です。. 1階以上の柱は綱管の中に高強度のコンクリートを充填した柱(CFT柱)とし、免震構造と併せて採用言る乙とで県の防災拠点に適した耐震性能を有する構造となっています。-建物を支える基礎は、大変堅固な地質である火山砂礁層の上に直接載せているため、地震時に液状化の恐れもなく、耐震性の高い建物となっています。設備的な特徴大規模災害時でも機能維持する設備計画-特別高圧受変電設備、低圧幹線の二重化により機器の故障やメンテナンスを想定したパックアップ機能を有します。-停電時に必要機器への電源供給を行う非常用発電機を設置します0・災害時の飲料水を確保するほか、空調用蓄熱槽内の水を雑用水として供給するとともに、非常用汚水槽を設置し、災害時の給排水を確保します。地域特性を活かした自然エネルギー利用. 1日の寒暖差が大きく、夏暑く冬寒いという盆地特有の気候を考慮し、年中安定した地中熱を利用する風の道(ヒート&ク-J!Jチューブ)を地下ヒット内に設けます。-冬季などの低い外気温を利用し、冷凍機を動かさすに空調を行うフリークーリングシステムを採用します。-太陽光発電装置を設置し、自然エネルギーを有効利用します。.雨水を利用し、トイレの雑用水や植栽濯水に利用します。地中熱利用(ヒート&クールチューブ)IJ自然通風(給気) ,.J自然通風(排釦→ 外気)自然エネルギーを利用した給排気最後に、新しい庁舎の建設は何年も前から検討されてきました。丁度時宜を得る中で、大規模災害への備えと舞鶴公園周辺景観形成に寄与する庁舎として、南別館とd情報プラザのあった場所に建てられることになりました。現在、周辺に分散しています警察本部や災害対策関連部署、教育委員会等の部署が集約配置されることで業務がスムースに行われることになります。『防災新館』を中心に甲府駅南口が新たに生まれ変わり、にぎわいが戻り、新しい観光スポットとなりますことを願いまして「県工会」支部の報告とさせて頂きます。甲府工業高等学校同窓会総会2013